顔認証システムは今や常識⁉︎(後編)
お隣の中国ではATMに顔認証システム導入です。
前回お伝えした「顔認証は今や常識⁉︎(前編)」の最後にお約束した中国の「顔認証事情」ですが、中国ではATMに顔認証システムを導入しているそうです。
中国では現在、飲食店や「無人コンビニ」、電気量販店での決済、日本の大学入試センター試験に当たる「高考」での替え玉受験防止、公共トイレでトイレットペーパーの無断持ち去りなど、様々な場面で顔認証システムが使われています。トイレットペーパーの持ち去りには笑ってしまいましたが、本当に様々な活用法がありますね。
2017/07/13付のForbesの記事では顔認証システムを利用した送金サービスの他、ホテルや学校に出入りする人物の確認にも顔認証を導入しようとしているとのことです。
13億8700万人の人口を擁する中国では国中になんと1億7600万台もの監視カメラがあります。これはアメリカの約3倍です。そして政府が直々に顔認証テクノロジーをバックアップしていますから、もしかしたら普及率のナンバーワンは中国かもしれませんね。
顔認証システムについては殆どの記事が、便利さと同時にプライバシーの危機等、気がかりな点も挙げています。確かに、諸刃の剣とならないテクノロジーはほとんどありませんが、安全や犯罪防止など活用できる良い分野も限りなくありそうです。オークネット・アイビーエスではマーケティングや顧客管理、介護や見守りにお役立ていただけるAndyをお客様のニーズに合わせて有効利用できるよう日々研究を重ねております。「気になるけど、うちでは使えるかな?」と迷っておられる場合は是非ご連絡ください。具体案をご一緒に考えさせていただきます。