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スマホもPCも顔認証(後編)

その昔、冷蔵庫に鍵が付いていた時代があったそうです。😄

そんな時代のお母さんたちは台所に立つのに鍵を持ち歩いていたのでしょうか。不便そうですが、後で食べようと楽しみに取っておいたケーキを誰かに食べられてしまう危険は大いに防げたことでしょう。

冷蔵庫は簡単に動かせませんが、治安のあまり良くない国に旅行したある人が、現金やパスポート等の貴重品を一切合切スーツケースに詰め込み、鍵をかけてチェーンロックでホテルの部屋に繋いでおいたところ、ご想像通りスーツケースは消え、切られたチェーンロックだけしっかり残っていたそうです。

「盗られまい」とする工夫と「なんとしてでも盗るぞ!」という執念はイタチごっこです。物を盗られるのも困りますが、IDや連絡先リスト、顧客リスト、アイデア等も盗られたら大変です。PCのログインも顔認証なら、情報が盗まれるのを防げるかもしれません。

NECのNeo Face Monitorはカメラに顔を向けると顔認証で「ログオン」できます。画面を見続けていない場合、予め自分で設定した間隔で顔認証し、ユーザーがすり替わっていないか確認してくれます。万が一、別人がユーザーの席に鎮座した場合には自動的に画面がロックされます。1つのアカウントに対し10名までの利用者登録が推奨されています。専用のオフィスがない環境で仕事をする時には心強い味方ですが、「働き方見える化サービスと連携することで顔認証を利用した在席状況を常時確認」ということですから、ユーザーが常に監視下に置かれるという事にもなります。お昼休みに会社のパソコンでテトリスをして遊んでいると、「××君は仕事熱心だな」なんて褒められてしまうかもしれません。対応OSはWindows 7、8.1、10ですが「マイクロソフト社がサポートを実施しているOSバージョンがNeo Face MonitorとしてサポートするOSバージョン」であるのが必須です。

MicrosoftのWindows 10はWindows Helloを使って顔認証で「ログオン」できます。センサーが搭載されていない場合はPCにカメラや指紋センサーを外付けすることもできます。また、対応PCはMicrosoftのサイトでリストアップされています。Windows Helloの顔認証の仕組みは、瞳と瞳の間の距離や小鼻や口の幅など年齢で変化しない特徴を検出してアンカーポイントとし、顔表面の数千の部位から明暗の差を採取します。そして作成した顔情報を実物と比較して登録します。登録保存されるのはデータだけで顔画像自体は保存されません。複数の人がPCを共有している場合でもそれぞれ登録が可能です。が、気掛かりな記事も見つけました。4カ月程前の記事ですが、Windows Helloによる顔認証が赤外線顔写真で突破されたというものです。

PatentlyAppleから顔認証のイメージ図  Face IDでスマホに顔認証を導入したAppleもMacに顔認証を導入するかもしれません。Appleが公開した新しい特許には、Macに搭載されたFaceTimeカメラを使った顔認証で、Macのスリープ解除を行う技術が含まれています。距離や角度も割り出して登録されたユーザーが本当にスリープ解除を行おうとしているのか、それともたまたまカメラが当人の顔情報を捉えただけなのか等、状況を判断してくれます。因みに距離や角度を測る技術は2009年の特許資料に既に記載があります。次々と新しいテクノロジーを身近にもたらすAppleからは目が離せませんね。Macに顔認証が導入される時には、他社の焼き直しのようなものではなく、ユーザーをあっと言わせるような画期的な形になる事でしょう。

オークネット・アイビーエスのAndyも顔認証です。4月28日から5月27日までバイシクルタウン青山で開催されるスタンプラリーのシステムにAndyが使用されます。どうぞ奮ってご参加ください。今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

Author No.9 2018/04/18 12:00