顔認証システムー日本では?(後編)

日本ではいつ頃から顔認証システムの開発が始まったのでしょうか。

前回最後に取り上げたNECの顔認証は30年程前から開発が進められてきました。機械学習の一種であるパターン認識技術を応用した顔認識技術研究開発が始まったのが1989年です。2009年と2010年に米国国立標準技術研究所が開催したバイオメトリクス技術評価プログラムで1位の評価を受ける程の精度があり、2014年の時点で既に世界20カ国以上の出入国管理など厳重なセキュリティーが求められる場面で技術展開しています。

昨年11月に開催された「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017」で紹介されたNECの顔認証の活用例ではゲートや入り口に設置したカメラの前を立ち止まらずに通るだけで瞬時に入退場管理が可能な「ウォークスルー顔認証システム」やキャッシュレスショッピングがあります。こちらは画像認証を用いて購入アイテムの把握をするところなどがAmazon Goと似ていますが、顔認証を使って本人確認から決済までを行います。

「Neo Face Watch」とその専用サーバー「Neo Face Accelerator Platform」を組み合わせた最新リアルタイム顔認証で予め登録してある特定の人物を迅速に発見することにより、たくさんの人が集まる大型イベントにおける安全確保も可能になりそうです。さらに「遠隔視線推定技術」で不特定多数の中から不審行動を取る人物の発見もできます。こちらは目の周囲の特徴からカメラ方向に対する視線の角度を算出し視線の先にある物を割り出します。でも、こんなメガネをかけている場合は難しいかもしれません。

どんどん身近になっていく顔認証、今後セキュリティーの確保が難しくなって行く程、必要が増して行きます。オークネット・アイビーエスが提供するAndyはカンタンに導入できます。専用アプリを無料でダウンロードしたら、お手持ちのiPadやカメラをインターネットに接続するだけで、かかる費用は定額の月額利用料だけです。本人認証登録に必要なのは顔写真1枚です。そして悪用を防ぐため、登録された画像データは「特徴量データ」に変換されるので安心です。専用の装置も不要で来店者の表情から感情分析もできるので、個々のお客様に最適の対応が可能となります。街ゆく人々の顔から風邪予防のマスクが消えるこの時季、Andyの導入を是非ご検討ください。

今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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